クローン病が疑われる場合には、糞便検査を行います。糞便検査では、小腸や大腸の出血の有無を検査します。潜血反応検査では、大腸や省庁の眼に見えない出血も知ることができます。以前は食事で摂取した肉などにも反応してしまう試薬を使用していた時代もありましたが、現在では人の血液にしか反応しない試薬が使用されているので、食事の内容には左右されません。
この検査は、クローン病だけでなく大腸がんや大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎などの検査に利用されます。このような疾患があるからといって、糞便検査で陽性が出るとは限らないのですが、検査が簡単で患者に負担がかからないことから、スクリーニング検査として行われています。細菌検査を行って、細菌性腸炎であるかどうかの判断を行う場合があります。
細菌検査では、赤痢菌やチフス菌、細菌性食中毒が疑われる場合に用いられることがあります。また、クローン病の検査の際に行われることはありませんが、寄生虫の有無を調べるためにも糞便検査が用いられます。
http://www.nannbyou.com/medical/nanbyou9.html